(*'▽') シンポジウム

第45回日本自殺予防シンポジウムにオンラインにて参加させて頂きました。

 

日本の自殺は、多い時は3万人/年超えでしたが、現在は2万人越え/年超えで推移しています。

 

一見、数字だけ見ると減少していますが、内容は安心できるものではありません。先進国で日本は自殺率が高いこと、また、現在は中学生、高校生の自殺が増加していることです。

 

中学生、高校生といえば、これから日本を支えていってくれる年代ですが、これが現実です。

 

コロナ渦でも、それは変わらず、特に中学生、高校生の女の子の自殺が増加しています。

 

様々な要因があるかとおもいますが、自殺の原因としては、家庭内が上手くいってんかったり、今後の進路に悩んでなどあります。

 

自分自身を振りかえってみても、その頃は、その悩みがすべてのような感じになり視野狭窄となり悩んでいましたが、大人になって考えると、あんな事で悩んでいたのかと思うことも多々あります。

 

身近で、悩みを打ち明け相談できる環境があることはとても大事だと思います。

 

また、今はSNSが普及し、情報も早く入手できます。私が危惧していることは、情報過多で、経験することよりも情報をそのまま鵜呑みにしてしまい、自分の人生はこれからこうなるのか、これからこうなるのなら生きている意味を感じないと勝手に人生をこんなもんだと決めつけてしまうことも怖いことだと思っています。

 

体験することは、頭で知ったこととは違います。頭では分かったが実際の体験ではまったく違うことになったりします、それが人生のおもしろさだと思います。すべて情報通りいってはそれこそ人生の意味はありません。

 

ここ最近、私の実感としても「死にたい」という相談が増えたように思います、微力ながら相談業務を継続していき一人でも多くの方に寄り添うことが出来るように日々努力していきたい。