岐阜県社会福祉士会の基礎研修で、社会福祉士の専門性は何かという講義を行いました。
講義をする以上、自分もしっかり勉強しておく必要があり、久しぶりにテキストを取り出したら新品同様きれいな状態でした。
まったく勉強をやっていなかったと反省し、テキストを読み進めると、社会福祉士の専門性は、その課題を抱えた方の内に問題があるのではなく、その方を取り巻く環境に何かしら課題がある、または、その方と環境にずれが出来ていると記載がありました。
例えば、テレビで虐待のニュースがあった時に、なんであんなひどいことをするのか、あの人は悪い人で終わってしまうと何も始まりません。
社会福祉士のソーシャルワークの視点は、なぜ虐待が行ってしまったのか?その方を取り巻く環境はどうだったのだろうか?と考えていく、ひょっとしたらその方自身も過去に虐待されていたのかもしれない、悩みを抱えていたのに話せる場所が無く虐待に及んでしまったのかもしれない。
今は、独立して、こころのケアと、成年後見業務などを行っているが、この社会福祉士の視点を活かし、ソーシャルアクションできると良い。